お盆も後半になりましたね。
今年のお盆休みは3連休もあり最大9日間休み!!という方もいらっしゃいますよね。
この機会に帰省したり旅行したり家でゆっくり過ごしたりして休日をお楽しみください♪
お盆でも中央公園は開園しております!
中央公園も多くの方に利用していただき大変うれしいかぎりです。
さて今週の植物ですが、開花している植物がほとんど紹介をし終わったため、
今回は、花が咲き終わった後につきます「果実」の紹介をします。
まず最初は栃木県の県木でもあるトチノキ(栃の木)です。
トチノキはムクロジ科の落葉広葉樹です。
春頃(4月~5月頃)になると白い花を咲かせ、夏(8月~9月頃)になると茶色の実が数個なります。
なったトチノミは栃餅などの食用やトチノミに含まれる抗酸化作用を持ったサポニンを利用した石鹸の製造に使われたりしています。
ちなみにトチノキと似ている樹木でセイヨウトチノキという木があり、こちらは別名マロニエと呼ばれます。
正門前で見ることができます。
次にカリン(花梨)です。
バラ科に属する落葉広葉樹で、果実には喉の炎症に効果があるとされていることから、のど飴の製造によく利用されます。
基本的には生食用には適さず、加工用として使用されることが多いそうです。
今は緑色ですが、熟すと黄色に変化します。
日本庭園にて見ることができます。
最後にナツメ(棗)です。
クロウメモドキ科に属する落葉広葉樹でナツメの実は熟したら乾燥させてお菓子などに利用されます。
こちらも今は緑色ですが熟すと褐色(赤)になります。
昭和大池の休憩所前で見ることができます。
最後に中央公園にございます植物の持ち帰りはご遠慮いただいております。
今回ご紹介した「果実」の持ち帰りはおやめいただくようお願いいたします。
また、最近、園内でヘビの目撃が相次いでいます。
中央公園では自然生物の保護や駆除などは行っておりません。
ヘビをお見かけの際は、むやみに近寄らず、静かにヘビから離れるようお願いいたします。