天気予報は、明日以降雨のマークが続いています。
いよいよ梅雨入りとなりそうですね。
日本庭園のあずまやの横には、ハナショウブ(花菖蒲)が見ごろとなっています。
ハナショウブは、日本にも自生する「ノハナショウブ」から改良された園芸種です。
5月に花が見られるアヤメ、カキツバタに続いて、6月に花が見られます。
この時期、あやめ祭りやあやめ園などで「アヤメ」とよばれているのは、
園芸分類上は、ハナショウブということになります。
いずれも優劣つけがたい、美しさです。
上品なシルクのような花弁のタイサンボク(泰山木)の花です。
梅林のところが比較的低い位置に咲いているので、いい香りに気づくかもしれません。
モクレンやコブシの仲間ですが、
タイサンボクは常緑樹で、厚く光沢のある葉、大きな花が特徴です。
こちらは、逆にツバキと違って落葉樹のナツツバキ(夏椿)です。
シャラノキとも呼ばれます。
博物館と芝生広場の間に咲いていますが、ハナミズキなどに隠れて、
目に留まりにくいところです。
こちらは、ロックガーデンからみかえり橋と博物館に分かれるところの
キョウチクトウ(夾竹桃)です。
暑さや大気汚染に強く、病虫害も少ないので、
今後の公共緑化への利用が増えるかもしれませんね。