今年の4月は平年よりも気温が上がり、暑いぐらいの陽気が続きますね。
公園では半袖で過ごされる方も増えてきました。
この暖かさにより見ごろの花も先週に比べ様変わりしてきました。
今回紹介する植物はヤマブキです。
バラ科の植物で、ヤマブキは古くから黄色を表す言葉として名前が使われてきました。それが「山吹色」になります。
また、平安時代よりたくさんの人々に愛されおり、和歌の中にヤマブキが多く出てきます。
代表的なものの中でも兼明親王が詠んだ
「七重八重 花は咲けども山吹の 実の一つだになきぞ悲しき」
これは、八重のヤマブキは雄しべが花弁に変化し雌しべも退化するため実が一つも実らないという意味になります。
八重のヤマブキも中央公園にありますのでぜひご覧ください。